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実際に放牧を行う中で考えることは?
放牧草の特徴は蛋白質が高く、繊維が少ないことです。
短草で利用することにより、なお一層その率が高くなります。
イネ科草の牧草地の短草利用がいい例だといえるでしょう。
こういった栄養の偏りは、クローバーが少ない場合や草地の質の低下、
または不食草が多い草地など、牛が選び食いをすることによっても起こりえることなので、
注意が必要です。
このような栄養の偏りを配合飼料で補う場合は、高カロリー低蛋白質の物を選びます。
一般に繊維の補給にはビートパルプ等が多く使われていますが、
中にはコーンサイレージなどを利用している人もいます。
さて、こうしたことを進めていく中で、ぜひ一度、放牧草の分析を行ってください。
餌計算も普及センターの方と相談することが大切です。
最近、牛の蛋白質とエネルギーの摂取バランスを反映する、
乳中尿素窒素(MUV)が分析されるようになり、牛の栄養指標として活用されています。
この事についても普及センターの方と相談されるとよいかと思います。
今回は実際に放牧を実践していく中での話を書かせていただきました。
このコラムが皆様が放牧をする際の参考になれば幸いです。
次回は実際に放牧地をレイアウトする時について書こうと思います。
では、また次回お会いしましょう。
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